学童は「有料」と「無料」の地域がある。小児医療費も。引っ越しして知った子育て格差。転勤族は必ずチェック!
<2019/11/21 更新>
こんにちは!
1年前、子どもを連れて初めての転勤をしたわが家。
地域によって、こんなに「子育て格差」があるのかと驚きました。
今回はこの「子育て格差」について記事にしたいと思います。
<この記事を読んでほしい方>
- これから住宅を買い、引っ越す予定がある
- 転勤者の方
- 結婚して新居を探している
<目次>
「 子育てしにくい」と言われながらも恵まれていたA市
- 保育園の待機児童が多い
- 医療費は小3まで無料。中3までは補助あり。(1回500円)
- 中学校給食は宅配。ほとんどの生徒が弁当持参。
- 小学校の学童は全員無料。(但し保険料が年間500円。延長保育は別途徴収)
- 学童で親の係はない。
始めて子育てしたA市は、よく「子育てしにくい市」として名前があがるほどでした。
確かに「待機児童」は多い。
なので幼稚園・保育園探しは大変です。
てっきり他の地域はもっと「子育てしやすい」のだと思っていました。
「子育てしやすい」と聞いていたが実際しにくいB市
- 医療費は中3まで1回500円。
- 学童は小4まで。1か月おやつ代を含め6,000円ほど。
- 学童に入るには、親が就労基準を満たしていなければいけない。
- 学童の役員があり、年に何度か夜に集まりがある。
下の子が年長の時、転勤になりました。
さんざん調べて、「子育てしやすい」であろうB市を選びました。
確かに、「環境」もいいし「教育」に対する意識も高い。
でもあるとき病院に行ってビックリ!
子どもの会計を請求されたのは始めてだったからです。
500円とはいえ、2人で千円。
A市では何もなくても「定期検診」で病院に行くことはありましたが、「無料」だった地域を知っているがために、なんとなくもったいない気が・・・。
もっと驚きなのは「学童」です。
親の就労条件もなく、1年生~6年生までが自由にしかも「無料」で通える地域もあるのに、こちらは有料な上、面倒なことがたくさん。
規定を満たしていなければ「学童」に入れないので、「夏休み」の預け先がなく、思うように働けないママも・・・。
公立小学校もこんなに違う!
- 英語授業の数が違う
- 夏休み中の水泳学習の日数が違う
- 宿題の量が違う
- 保護者の負担が違う
- 運動会が違う(内容・時期)
- 行事が違う
転勤先の小学校は「モデル校」になっていて、教育に関して手厚いと評判でした。
実際通ってみて、あまりに違うのでビックリ!
まず授業の回数がちがうって・・・。
そして宿題がすごく多いし、内容も「質」が高い。
私は元々、「秋田県式の家庭学習ノート」を知っていて、転勤前から自主的に取り組んでいましたが、こちらの学校は宿題で取り入れていました。
運動会の時期は、昔は「秋」に行うのが主流でしたが、最近は「春」に行うところも増えているようですね。
内容も全然違いました。
A市は運動場が狭いため、保護者が朝から場所取りをする必要はありません。
昼食も「校舎内」で食べます。
見学も「該当学年の保護者」が優先的に前で見られるよう、入れ替え制です。
とても「効率的」でした。
B市は昔ながらの「運動会」で朝早くから保護者が場所取りのために行列を作ります。
見学場所も早いもの勝ち。
内容はA市より凝っていて、充実しているように感じました。
保護者会の運営にも違いがあります。
PTAだけではない保護者の組織がいくつか存在して、始めての保護者は混乱します。
行事も何だか多いです。
とにかく地域全体が「教育」に熱心な印象です。
不動産のチラシの情報は本当?
不動産のチラシを見るのが好きだった私。
ふ~ん。
ここはこの理由で高いのかぁなど、自分なりに色々分析していました。
そしてあることに気づいたのです。
「小学校まで徒歩10分!」
などと書いておきながら、「校区が違う!!」という事態が。
え~!!
ですよね。
実際、学校はすぐ目の前なのに、「校区」が違うために30分近くかけて登校なんてこともあります。
そしてもう一つ。
「徒歩〇分」というのは、信号待ちなどを入れていないので、実際にはもっとかかると思っておいた方が良いそうです。
家を選ぶ際は、どの校区になっているかしっかり確認した方が良さそうです。
子どもを連れての引っ越しは本当に大変ですよね。
でも、子どもの一生が決まるかもしれない住宅探し。
下調べをしっかりして、後悔のないようにしたいものです。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございましたm(_ _)m