転勤は子どもにとってプラスだった! 転校する子どものケアは?
<2019/11/19 更新>
こんにちは!
2年前に主人の転勤で家族で引っ越し。
子どもは長女が小2・長男が年長になる春でした。
<この記事を読んでほしい方>
- 転勤族
- 子どもの転校が心配
<目次>
転勤を子どもにどう伝える?
子どもを産んで初めての転勤。
しかも内示はわずか2ヶ月前。
もっと早く言ってよ~!!
とにかくやることはたくさんですが、一番は子どものケア。
さぁ、どう伝えようか?
主人と夫婦会議。
結局、あっさりと
「お父さんの仕事で〇〇に引っ越すことになったよ!」
「〇〇にはこんな所もあるんだって!」
「楽しみだね~!!」
と、いたって前向きに伝えました。
というのも、その前の年に旅行でその県を訪れたことがあったのです。
子ども達にとって「転勤先」は一度行ったこともあり「好印象」。
でも、もし行ったことがない場所だったとしても、同じことを伝えていたと思います。
私の転校経験
実は私も子どもの頃に父の「転勤」を経験したことがあります。
「都会」から「超田舎」へ・・・。
そのギャップは子どもながらに、かなり衝撃的でした。
私は小5での転勤だったので、寂しさも不安もいっぱい(>_<)
でもそこでの経験は、間違いなく私にとってプラスになりました。
どんなことがプラスだったか?
- 地域によって言葉・習慣などが違うことを知る。
- 観光や遊び場所が新鮮。
- 自分をアピールする術を知る。
- 新しい習い事にチャレンジできる。
- 家の作りが違うことで生活空間が変わる。
小5にもなると、友達作りもなかなか大変です。
最初はもの珍しさでみんな寄ってきてくれますが、その後は自分から声をかけていかなければ仲の良い「友達」ができません。
不器用ながらも、この経験は人生において貴重なものだったと思います。
ただし、その時は本人も辛い思いをすることがあります。
一度だけうまく「輪」に入れず、泣きながら学校を抜け出して帰ってしまったことがありました。
その時かけてくれた母の言葉が、当時の私にとって「大きな学び」になりました。
母の膝に泣きつく私の話を聞き、まずはその辛さを受け止め・・・。
そして最後に一言。
「もしかしたら〇〇ちゃんの方にも、何か原因があったのかもしれないよ」と。
その時は「相手が悪い!!」としか考えていなかった私に、母のその言葉は衝撃的でした。
「私に悪い所があったの?」
その時は母に反発しましたが、後で冷静になってよく考えてみました。
たしかに「転校生」としてチヤホヤされ、都会から来たことで多少「自慢」もしていたかも。
その後は、自分の言動にも気をつけるようにし、小学生ということもあり友達関係も改善されていきました。
転校した私の支え
転校して辛い思いもした私ですが、心の支えになったものがあります。
それは小1から続けていたスポーツの習い事です。
転勤先にその習い事がなかったのですが、母が頑張って「教室」を立ち上げてくれました。
自分の強みになるものがあれば「自信」が持てるし、何より体を動かすと「ストレス発散」になります。
頑張って友達を作らなくても、一緒に汗を流せば自然に友達に。
この習い事をしていて良かったなと思いました。
間違えない転居先選び
転居先を選ぶ時は、主人の通勤のしやすさに加え、子育て環境を重視しました。
- 通学路
- 学校の口コミ
- 周辺環境
- 習い事
ひたすら口コミを確認して「転居先」を探し回りました。
実際、家族で新幹線に乗り、1日かけて気になる駅周辺を見て回ったりもしました。
全国各地に転勤経験のある私
私は子どもの頃の転勤経験に加え、高校からからは親元を離れ「寮生活」をし、就職後も3回全国転勤を経験しました。
大会で遠征も多かったので、それぞれの土地で違った楽しさがあることを十分知っていました。
引っ越しや人との別れは辛いけれど、新しい出会いもある。
新しい発見もある。
これらの経験は、私の視野をぐっと広げてくれました。
なので自信をもって子どもにの
「楽しみだね!!」と伝えられたのだと思います。
転勤後の子どもたちは?
比較的子どもの多いマンションを選びました。
長女は転勤から2日後には同じマンションの子と仲良くなり、一緒に帰ってくるように。
長男は新しい「幼稚園」をとても気に入り「こっちの方が楽しい!」と毎日張り切って通園していました。
休日はその土地の「名所」を家族で周り、新しい遊び場を発見する毎日。
別れを悲しんでくれたみんなに申し訳ないほど、楽しんでいました(^^;)
でもやはり長女は、ふとした時に寂しくなるようです。
その気持ち、よく分かります。
なので、前の友達とも頻繁に連絡をとり、今でも手紙のやりとりやLINEなどで交流を続けています。
私もやっぱり赤ちゃんの頃からのママ友とは、気兼ねなく色々話せるのです。
離れてしまっても、会おうと思えばいつでも会える。
かえって、違う土地に住む友人を持ってそれぞれの学校の違いなどを知り、お互いに楽しんでいます(*^_^*)
これには今でも交流を続けてくれるママ友、そしてこちらでも仲良くしてくれるママと友にも感謝です。
親子共々、ずっと大事にしていきたい友達です。
これから転勤があるかもしれない方へ
住めば都だよ。by父
ありきたりの言葉ですが、本当にそうだと思います。
今住んでいる所は「転勤者」が多いまちなのですが、「海外」からの転勤者もちらほら。
それを見ていると「国内で良かった」と思ってしまいます(^^;)
でも、もし「海外」だったとしてもできれば家族でついていきたい。
まだ知らない、色んな発見があるかもしれない。
実際そうなったら大慌てですが・・・。
子どもの適応能力は大人が思っているよりスゴイです!
保育園や幼稚園で親から離れられず泣きじゃくる子どもも、親がいなくなってしまえば意外にケロっとしているものです。
心配しているのは子どもなのか親の方なのか・・・。
子どもは耳では聞こえない親の声を、するどく察知します。
口で大丈夫と言っても、心の中では心配でたまらないという気持ちであれば、子どももその気持ちを察知するでしょう。
親だって不安ですよね(>_<)
そんなときは素直に「ちょっと心配だね~」と言ってもいいと思います。
ママも不安なんだ!と逆に安心するかもしれません(^^;)
とにかく、物事はとらえようだということです。
これは色々なことを経験し、チャレンジしてきたからはっきり言えます!
日本の子育ては、ママたちに冷たい部分がとても多いと感じています。
転勤もママや子どもへの負担が本当に大きい。
もっと子育てしやすい日本に。
心からそう思います。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございましたm(_ _)m