「主婦は営業マンのここを見ている」。不動産売却。仲介業者5社からその1社を選んだ理由。
<2019/11/22 更新>
こんにちは!
数年前、戸建を2年半で売却することになったわが家。
その際、仲介業者5社に見積もりを取りました。
その5社からなぜその1社を選んだのか?
営業マンの方にも見て頂けたらと思います(*^_^*)
<この記事を読んでほしい方>
- 家の売却を考えている
- 営業の仕事をしている
<目次>
- その1社を選んだ理由
- 購入の時もお世話になったA社
- とても紳士的だが「価格が低すぎる」B社。
- 「販売価格」最高!でもなんだか嘘くさいC社。
- 一番迷ったD社。
- 気になる所が何もないE社。
- お断りのメールをした後の反応
- 家の売却を決めたらまずやること。
その1社を選んだ理由
- 見積もり金額が妥当であり、自分たちの希望価格にも近かった
- 営業マンに清潔感がある
- 見積もり書・売却案が丁寧で熱意がうかがえる
- 家が近い
ネットで見積もり査定を申し込むと、ほとんどが2日以内に連絡がありました。
一番は売り出し価格。
手数料など引かれることも考え、
こちらの考えも考慮してくれ、適正な値段と判断できる業者を選びました。
あとは営業マンの人柄です。
「この人はどこまで親身になってくれるか」
これは大事です。
その誠意や熱意が、営業マンの随所に現れていました。
5社の対応が面白いほど違ったので、紹介していきます。
購入の時もお世話になったA社
- 購入のときもA社だったため、とても好印象
- 所長と2人で来てくれた(他は1人ずつ)
- 見積もり価格は私達の希望より低め
- メールで何度も連絡をくれた
初めは主人とも、買ったときと同じA社でいくつもりでした。
しかし、1つ気になったのは「販売価格」に消極的なこと。
何度かお電話でも話したのですが、
「中古はなかなか厳しいんですよ」が口癖でした。
とても現実的ではあります。
でも、立地や築年数など考えても「絶対売れる」自信がありました。
又、他の業者が不要品処理などのサービスを付けてくれる中、
「・・・それをしたらうちに決めてくれますか?」と微妙な返答。
残念ながらこのA社では、売ることはできても「販売価格」に消極的と判断しました。
とても紳士的だが「価格が低すぎる」B社。
- 気遣いが素敵すぎる
- でも価格は最低額
大手の営業マン。
さすがだと思いました。
まずスリッパは持参。
そしておもむろに白いハンカチを広げ、カバンをその上に。
何という気遣い!!
営業も丁寧で申し分ない。
でも・・・ごめんなさい。
価格が低すぎます。
5社で一番低い価格で、話していても販売価格への情熱を感じることができませんでした。
「販売価格」最高!でもなんだか嘘くさいC社。
- 販売価格最高!
- 初日は手ぶらで訪問
- 後から持ってきた書類が雑
びっくりするような販売価格を持ってきたC社。
でも・・・誠意が感じられないんです。
書類も枠からはみだして文字が切れている・・・。
価格も高すぎて何だか信用できない。
論外でした。
一番迷ったD社。
- 販売価格は私達のほぼ希望どおり
- サービスも一番ついている
このD社は一番迷いました。
条件が一番良かったのです。
- 仲介手数料20%引き
- 不要品の処分無料
- 訪問時に3,000円のクオカード持参
しかも「なんでもやります!!」と言うのです。
書類もバッチリで、普通に考えたらD社に決定です。
でも何か引っかかるんです。
それは主人も同じ気持ちでした。
絶対うちに決まるはず!という自信。
やり手感がビシビシ伝わってきます。
この人が最後に大事にするのは「私達」なんだろうか・・・?
自分の会社に有利になるように、うまく言いくるめられるのでは・・・?
2人ともなんとなくモヤモヤが残りました。
気になる所が何もないE社。
D社に比べ、サービスは少しおとりますが、特に気になる所がありません。
そして淡々と説明をしてくれた後に一言。
「高く売るには業者を選ばなくてはいけません」と。
さりげなくできる営業マンを感じさせます。
そしてなぜE社が高く売ることができるのか説明。
話もスマートで、なおかつ説得力がある。
書類も唯一、具体的な売り出しの案を持ってきてくれました。
(チラシの数など)
結果、このE社のおかげで約2ヶ月後には買い主を見つける事が出来ました。
お断りのメールをした後の反応
見積もりをお願いした4社には、お断りとお詫びのメールを送りました。
丁寧な返信のあったA社と大手のB社。
何の音沙汰もないC社。
そしてD社ですが、わざわざ電話があり次のように言われました。
「ご希望に添えず申し訳なかった」
「もし良ければ、他社を選んだ決め手を教えていただけませんか?」と。
もし次に不動産の売買をすることがあれば、D社にしたいと思わせる対応でした。
できる人というのは、「失敗した」「うまくいかなかった」時の対応が違うなと、こちらが勉強になりました。
家の売却を決めたらまずやること。
- 周囲の相場を調べ、「販売価格」の適正価格を知る
- 自分の家の価値をアピールする
- 修復できる所は修復する
- とにかく家をピカピカにする
私自身、中古の戸建を見に行ったことがありますが、次のようなことがあると印象はよくありません。
- 壁紙が剥がれている
- 水回りが汚い
- 家が散らかっている
その家を見れば、どのように使ってきたのか分かります。
やはりキレイであるにこした事はありません。
修復にお金がかかっても、その印象の違いで100万・200万もの差になるかもしれません。
あとは「丁寧に使ってきましたよ」という」アピールにもなります。
あと「値引き交渉」はされるものと思った方がいいです。
わが家も「200万」ほど値引き交渉されました。
思っていたより大きく値引きされましたが、わが家の「適正価格」で売れたと思っています。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございましたm(_ _)m